青ポスの部屋

旅と技術とポエムのブログ

201501高山若狭旅行その2

ネカフェで起きたら頭が痛かった。武生駅へつくころには結構ひどくなってたし、あまり気乗りもしないし、正直そのまま京都へ帰ってしまおうかとも思ったが、まあ小浜線舞鶴線福知山に出るくらいまでは行くかと思った。

持参していたアスピリンを飲んで、北陸本線敦賀まで移動。このころには薬も効いてきて、電車の中で寝ていたので、だいぶ気分はましになっていた。

敦賀から小浜線で東舞鶴へ。東舞鶴はJR西日本金沢支社と福知山支社の境界駅である。時間が空いたので降りてみたが、かなり微妙な時間しかなかったし寒かったので駅前しか見れなかった。しばらく歩くと港があるらしい。舞鶴は軍港のあった街である。

舞鶴線福知山へ。福知山山陰線を乗り継ぐときはびっくりするほど乗り継ぎが悪い。今回も数十分待たされた。その間に駅前の機関車を見に行った。雪が積もった機関車の横でおじさんが雪かきをしていた。

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毎度思うが、機関車の後ろにスポーツヒマラヤという独特の風景である。

山陰線福知山から和田山へ出て、播但線で姫路へ。播但線は昨日乗ったのと同じキハ47が走っているが、強引に運転台を付け足すというJR西日本にはよくある魔改造を施された車両が単行運転していた。

赤穂線に乗るためだけに姫路から赤穂線で岡山へ出て、山陽本線で帰ってきた。このとき非常にうんざりする出来事があった。

山陽本線で帰っているとき、たまたま中高受験とかぶっていたらしく大量の親子が乗ってきた。

これだけでもうんざりするが、当然誰にもお金を出せば列車に乗る権利はあるので仕方ないことである。問題は、その後相生で新快速に乗り継ぐときだった。一部の親が年甲斐もなく新快速のいすを取るために我先にと扉に押しかけ、いすの取り合いを起こしたのである。小学生の子供の前だというのに、である。

子供を私立中学に行かせるほどなのだから、それなりに経済的地位があったり、教育に関心がある親が多いだろう。しかし、譲り合いが基本とされる公共の場でそのようなことをするのは、塾での勉強だとか私立への進学だとか、それ以前の問題なのではないだろうか。正直見ていると「このような大人が国を滅ぼすのだろう」とまで思った。