青ポスの部屋

旅と技術とポエムのブログ

201503九州旅行その4「日本最西端」

長崎空港近くのネットカフェに泊まって、大村線に乗車した。無人駅からの乗車だったので、車掌に日付印をもらった。

大村線は快速列車が「シーサイドライナー」と名前を冠して運行されているくらい、大村湾が間近に見える路線である。早朝の大村湾は幻想的な雰囲気だった。

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佐世保から松浦鉄道に乗車した。松浦鉄道国鉄民営化の際、特定地方交通線として第3セクター転換された路線だ。これも旅名人きっぷなら利用できる。

たびら平戸口駅で下車。たびら平戸口駅は通常鉄道、旧国鉄区間では日本最西端の駅である。

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駅構内に小ぶりな鉄道資料館があったが時間が早くて開いていなかった。何でも国鉄時代のきっぷなどが展示されているという。また駅舎の外には軌道自転車や石炭車があったが、石炭車には巨大なかまきりのオブジェが設置されていて、なんともいえない「パラダイス」感がただよっていた。

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伊万里から筑肥線唐津へ。筑肥線は山本唐津間で東西に分断されている路線であり、姪浜以東は福岡市営地下鉄に乗り入れており、交流電化が主流の九州でただひとつ直流電化されているなど、いろいろ特殊な路線である。

唐津からは新型305系にあたった。ドアチャイムが首都圏の車両と同じですこし興ざめだった。地下鉄乗り入れ区間では、ドアチャイムは首都圏、ホームドアは大阪市営地下鉄のものとちぐはぐだった。なお福岡市営地下鉄も旅名人きっぷで乗車できる。

博多から久留米へ戻り、久留米からは久大本線に乗った。筑後吉井駅では大学の某S先生にそっくりな年配の駅員がいた。下車印をもらうとき、すでに下車印まみれになっているきっぷを見て「おお」とうなっていた。

その後日田駅で下車。日田駅は新しい木造の駅舎で、待合室は新しい木材のいい香りが漂っていた。駅前にはとおりゃんせの流れる信号機が残っていた。

大分まで抜けて日豊本線で門司、下関へ。旅名人きっぷは下関まで有効である。下関から数駅だけきっぷを買って山陰線で数駅のところにあるネットカフェに泊まった。

 

 

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