青ポスの部屋

旅と技術とポエムのブログ

201508北海道旅行その4「青函連絡」

結局1日たってもなくした切符出てこなかったので、別で使おうと思ってあおば通で買った18きっぷで帰ることにした。

函館本線で小樽に出て、山線で長万部まで出た。札幌から長万部までは、余市ニセコを通る函館本線の山線ルートと、千歳や東室蘭を通る千歳線室蘭本線の海線ルートがある。距離的には山線ルートのほうが近く鈍行では山線のほうが速いが、沿線人口は海線のほうが多いのでスーパー北斗などの特急は海線を通る。

長万部で2時間以上待つことになっていた。そのとき、丁度臨時特急列車のヌプリ号が出るとのことだったので、普通列車の本数が増える森まで乗車することにした。

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ヌプリ号は札幌から山線経由で函館まで行く観光列車で、長万部では数年前に過激発言で話題になったまんべくんも出迎えていた。

 

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森駅は海岸すぐそばにある駅で、ホームから線路をはさんで向いの防波堤にはたくさんのかもめが止まっていた。

森から函館へ出た。函館も青森同様青函連絡船のために港が徒歩圏にあり、現在は青函連絡船として使われていた摩周丸が青森の八甲田丸同様、メモリアルシップとして公開されている。時間もあったので見学した。

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八甲田丸と摩周丸の二つの船を見て、これまでの青森と函館を結ぶ交通が、青函連絡船に始まり青函トンネルへ続く歴史の流れが感じられた。今後はその歴史は北海道新幹線へと受け継がれていくのだろう。

函館からは木古内まで普通列車で、木古内から蟹田では初めて青函特例でスーパー白鳥に乗った。この普通乗車券のみで特急自由席に乗れる青函特例も新幹線の開通とともになくなるのではと危惧されている。