青ポスの部屋

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乗車券 茨木→京都 (大)阪大SV店F発行

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ほとんどの大学には、学生や教員が構成する大学生協があり、大学の構成員の出資を元に学内の食堂や購買部を運営している。ある程度大きな大学になると旅行センターも持っており、そこにマルスの旅端があることも多い。

大阪大学豊中、吹田、箕面にキャンパスを持っており、それぞれのキャンパスがかなりの規模を持っている。そのため旅行センターも各キャンパスにあるようである。

今回は吹田キャンパスで発券した。吹田キャンパスは工学系の施設が多いキャンパスで、非常に広大な敷地を誇っている。そのため最寄り駅も西は北千里駅(阪急千里線)、東は阪大病院前(大阪モノレール彩都線)と複数あるが、JRの最寄は近鉄バスにしばらく乗った先の茨木(東海道本線)となる。

阪大生協の旅端のうち吹田キャンパスのものは「阪大SV店F」となっているようだ。「SV」「F」が何を意味しているかは不明だ。

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今回、本当は京都からさらに奈良線方面へ乗車したのだが、乗車券を京都で区切っている。これにはいくつかのカラクリがある。

JR京都線電車特定区間に設定されており、一般の幹線より運賃が安く設定されている。この電車特定区間の端が京都駅であり、それより遠く(嵯峨野線琵琶湖線奈良線)へ乗車する場合、電車特定区間完結でなくなり全体の運賃が割高な一般の運賃表で計算されてしまう。一般には乗車券は通しで買うほうが安く上がるのだが、日常的な範囲では境界となる京都で分割したほうが安い場合も多い。茨木から奈良線宇治までの場合、通しだと760円なのに対し、茨木~京都が460円、京都~宇治が240円で合計700円と60円安くなる。

ただしこれを見越してか、JR西日本では基本的に単独ではその駅発の乗車券しか発売してくれない。そのため茨木のみどりの窓口では茨城→京都の乗車券は買えるが京都→宇治の乗車券は買えない。