JR西日本のネット予約サービスのe5489の割引きっぷであるeきっぷはスーパーおき、南風のものを紹介したが、在来線のみならず山陽、九州*1、北陸の各新幹線にも設定されている。
今回のきっぷは普通に見ればそれだけのきっぷだが、マニア的な見所がたくさんあるきっぷだ。
e5489で予約したきっぷは西日本エリアだけでなく、四国、九州エリアでも受け取りできる。今回は小倉駅で受け取った。*2
そのため、e5489と書かれていて発行が「(4- )」となっているにもかかわらず、地紋が西日本の「W」ではなく九州の「K」になっている。
用紙に関連して、「e5489」の部分に顕著なように、印字に丸いかすれが見られる。一見熱転写印字に見えるこのきっぷだが、実は感熱券用の用紙に熱転写印字する形で印刷されている。JR九州ではすでにほとんどの券売機が感熱印字となっており、熱転写用の用紙を別に用意するコストを節約するため、感熱用紙が装填されている場合がよくある。
しかし感熱用紙はすでに感熱インクがコーティングされているので、印字されたインクがはじかれてしまい、券面に見られるような丸いかすれが生じるようだ。
乗車記念印について、一見すると関西エリアのものと同じに見えるが、よく見ると字がやや小さい。