青ポスの部屋

旅と技術とポエムのブログ

20170302 北海道旅行 その5 「空から見る北海道」

最終日は稚内空港から飛行機で神戸空港まで飛んで帰るだけだったので、18きっぷを温存することにした。

お土産を買っていなかったのでキタカラのお土産屋さんに開店直後に突撃したが、定番の白い恋人がなくてびっくりした。しかたがないので買えなかった場合に備えていくつかだけ買っておいて、残りは空港の売店で買うことにした。

稚内空港南稚内から東へ離れたところにある。稚内駅やフェリーターミナルなど稚内市街から稚内空港へは、一日数回の飛行機の発着に合わせてバスが運行されている。

地方の空港といえば五島福江空港を使ったことがあったので予想はしていたが、プロペラ機に乗ることになった。

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冬の北海道なうえにプロペラ機なのですごくゆれるんだろうなと思っていたが、天気もよかったからかあまりゆれることもなく、写真も撮る余裕があった。上空からは広大な自然地形と格子状に整理された開拓田、さらには日高本線とそれを走る列車も撮影することができた。

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ちなみに行きの飛行機はwi-fi内蔵のSDカードflash Airをさしっぱなしにしていて、「これは飛行機でつかうのはまずいのでは」と思い、カードを抜いて内蔵メモリを使わざるを得なかった。今回はちゃんと飛行機に乗る前に普通のSDカードと取り替えておいた。ところがよく聞くと使ってはいけないのは「機外と通信する端末」で、wi-fibluetoothのように端末同士の接続に使うような無線通信は大丈夫らしい。

新千歳では到着ロビーに続く通路の途中に出発ロビーに続く通路があり、乗継の客は係員に申し出てその通路を通された。乗継客は結構多く、1/3以上は乗継だった。

新千歳から神戸へはANAAir Doの共同運航で、運行はAir Do担当便だった。北海道の航空会社だけに音楽放送は北海道出身のGLAY特集をやっていたり北海道推しだった。機内食の味噌雑炊がとてもおいしそうで、新千歳で昼食のサンドイッチを買ったのを後悔した。

最初はあまりゆれていなかったのでこのまま大丈夫だと思っていたが、神戸空港の近くで姫路のほうから回りこむところで、今回の旅で1番というくらい大きく揺れた。確かに神戸付近は「六甲おろし」という歌があるほど強風が吹くことがあり、ゆれるのも考えられることだった。

また中学生のときに神戸空港を使ったときびっくりしたのだが、神戸空港に着陸するときは滑走路に回りこむ形になるので、かなり大きく旋回する。今回も窓から海面が見えるくらい傾いていた。

ポートライナーで三宮へ出て、そこからJRで帰った。環状線も使ったのだが、初めて323系に当たった。自動音声の英語が札幌圏と同じだったので、まだ札幌にいるんじゃないかと一瞬思った。*1

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今回の旅行は飛行機で往復したが、あまりに速すぎて遠くへ行った実感があまりわかなかった。飛行機を安く使える手段が見つかったのはよかったが、何か物足りない気もした。

また、これで北海道の動いている路線はすべて乗りつぶしたと思ったが、実は乗り残した路線が1か所だけあることに帰ってきてから気づいた。それもまた乗りに来ないといけないなと思った。

 

*1:英語自動音声はジーン・ウィルソンさんという人がやっていて、関空・紀州路快速JR北海道の各特急列車のみならず、JR東日本の新幹線はほとんどこの人が担当している。