ついにYBR125の走行距離が10000kmに到達したので、インプレを書いてみようと思います。
書いた人
・(教習車を除くと)これが初めてのバイク
・身長180cm前後、やせ型
タイプ
YBR125は逆輸入モデルで国内での発売には複雑な経緯をたどっているので、実に様々なタイプがあります。
かつてはさまざまなバイク店がおのおので輸入していたのですが、2011年ごろからYSPが公式輸入車として発売しています。YSPの公式輸入車はFI仕様となっていますが、キャブレター車も存在します。
買うに至った経緯
別記事にもしましたが、教習で400ccのでかさにびびってしまい、乗るなら小さいバイクからというのは決めていました。また学生なので維持費の問題もあり、125ccで探すことにしました。
教習でMT車の魅力に取りつかれていたのでMT車というのも決めていました。125ccのMTで車体価格もなるべく安いモデル、ということでスズキのGN125とYBR125が候補にあがったのですが、あまりアメリカンは好きでなかったので、YBR125にしました。
近所のYSPで購入したのですが、店頭に並んでいて購入したのは(おそらく)2017年式のキャブレター車でした。
足つき、取り回しやすさ
めちゃくちゃいいです。自分の場合両足ベタっと着きます。車体も軽く、小柄な人でも扱いやすいと思います。
これまでこかしたことは、駐車場で無理な小旋回の練習をしようとしてこけたのと、取り回しを誤って向こう側にこかしてしまったことの2回しかありません。立ちごけも含めて公道で転倒したことはありません。
乗り味
加速はあまりよくありませんが、5000回転くらいまで回せば気持ちよく発進できます。
他のバイクを知らないので比較はできませんが、125cc特有の坂道でパワーが足りないとかを除けば、特に不満はありません。下道も気持ちよく走れるし、バイパスでも流れを乱さない程度に走ることができるし、西大津バイパスのような法定速度が60km/h以上の高速もどき道路でもついていくことができます。まさに原付と軽二輪のいいとこどりみたいなバイクです。ただし125ccなので高速道路、自動車専用道路は走れません。
また、60km/hを超えると振動が出てきます。そのため慣れるまでは国道を延々走り続けていると小指がしびれます。ですが裏を返せばそれ以下の速度では振動はほとんど気になりませんし、振動があることで「エンジンを思いっきり回している」という感じが出て楽しいです。購入時に迷ったGN125はYBRより振動があるらしいです。
装備
エンジン音はYoutubeとかで調べればすぐわかりますが、小型特有の少しちゃちい音がします。音にこだわる人は物足りないと思います。
またタイヤが細いので安定性がありません。純正のチェンシンタイヤはよく滑ります。ツーリング荷物満載で雨が降ると、音もなくリアタイヤが横滑りします。タイヤの問題なので代えれば済みますが、替えのタイヤがなかなかありません。
メーターは可もなく不可もなくですが、シフトインジケータがついており安心です。ガソリンの残量計もついていますが、これは250kmくらい走ってようやく減り始めるような代物なのであまりあてになりません。とはいえトリップメーターで管理できるので特に困りません。
あと、標準ではライトが暗いです。僕は早い段階でバルブをLEDに交換しました。
チェーンはノンシールなのでよく伸びます。最初のものは2回調整して9000kmでD.I.D.製に交換しました。交換して以降はチェーン調整もめっきり減りました。
燃費、航続距離
めちゃくちゃいいです。タンクは12L入って、リザーブ無しで500km以上走ります。500km以上走ってあげれば50km/Lを割ったことがありません。ちなみに最高記録は無給油リザーブ無しでR8を新潟から鯖江まで570km走ったときで、燃費も57km/L台に乗りました。
2019.01.04 追記:タイヤを変えてからは43km/Lくらいまで落ちました。
積載性
キャリアが純正でついています。僕は当初からリアボックスを付けています。リアボックスを付けてもネットを引っかけることはできるので、積載性は十分です。
ですがメットホルダーがありません。自分でつけるか百均のワイヤーロックを買うといいでしょう。
まとめ
僕は最初のバイクに買って正解だったと思います。乗り方からメンテまでバイクのいろはを学ぶことができて1台目にはいいバイクだと思います。