11_切符
近年、旅行会社では「フリープラン」という旅行商品を出している。これはいわゆる「ホテル+JR」のようなセット商品で、普通のツアーと同じ旅行商品に含まれるが添乗員を伴わず、単にきっぷと宿泊をセットにして売っているかのような商品だ。 このとききっぷ…
2016年のダイヤ改正で、最後の定期夜行急行列車として親しまれてきた「はまなす」は惜しまれながらも引退した。ラッキーなことに、僕は廃止前に乗車することができた。 はまなすの座席は、B寝台、自由席、指定席、カーペットカーの4つに分類される。これまで…
基本的にスルッとKANSAIエリアの私鉄では入場券は券売機で発売される。近鉄でも近距離券売機で入場券が購入できるが、ほぼ全駅で硬券の入場券も発売されている。 鶴橋駅でも特急券売場で「硬券の入場券をください」というとすぐ購入することができた。別に奥…
JR西、近鉄でICカードのチャージ分で紙の乗車券が買えることはこれまで記事にしたが、先日京阪でもICで乗車券が購入できるようになっていることが分かった。 京阪を使う用事があったので、「ICOCAで買えたりしないかなあ」と思いつつ券売機にICOCAを入れてみ…
京都市交通局は東西線、烏丸線の2つの地下鉄路線を運営している。京都は道路事情が厳しい反面、大量の埋蔵文化財を抱えており地下鉄を建設するのが難しいという事情を抱えている。 きっぷの地紋はスルッとKANSAI柄で大阪市交と同じ黄緑色となっている。神戸…
静岡地区のホームライナーについては、以前ホームライナー静岡の乗車整理券を紹介した。今回久しぶりにホームライナー沼津を使ってみた。 前回は改札外の近距離券売機で購入したが、今回はホーム上の乗車整理券用の券売機で購入した。以前と違ってICカードで…
以前北陸おでかけパスの記事を書いたが、今回はそのときに併用した直江津谷浜の乗車券になる。 近距離券売機で購入したのだが、額面ではなく発駅着駅表示となっている。 有人改札で頼むと改札印を押してもらえた。改札印は丸いことが多いのだが、マスコット…
北陸地区では、北陸おでかけパスという周遊きっぷが発売されている。これは休日限定ではあるが2500円という18きっぷ1回分くらいの値段で北陸地区の路線が乗り放題というきっぷだ。 北陸本線は北陸新幹線の開業とともに経営分離され、このとき北陸おでかけパ…
在来線で相互利用が始まり、利用可能エリアが拡大し続けているSuica,ICOCAなどのICカードだが、新幹線ではモバイルSuicaやEX-ICなど特殊なものを除いて、基本的に使うことができない。そのため紙の乗車券を購入することになる。 以前JR西日本、近鉄の近距離…
旅行記でも述べたように、前回の北海道旅行のメインとなったきっぷが「北海道&東日本パス」だ。 このきっぷは18きっぷの兄弟分といわれるきっぷで、大体18きっぷの発売期間内とそれよりちょっと長めくらいの時期に発売されている。18きっぷはJR全線だが北東…
先日近鉄にICカードでの近距離券購入が可能となった話をしたが、今回はJR西日本の場合を見てみたい。 JR西日本では近鉄より早くICカードで近距離券が買えるようになっている。JRの場合は右下に「i」マークが印字される。が黒地に白抜きなのでかなりつぶれて…
交通系ICカードもかなり各都市で普及してきた。ICOCA、SuicaなどのICカードはもちろんそのまま改札を通ることもできるが、ICカード非対応区間を通る場合や、1枚のクレカと紐付いたICカードで家族で鉄道を利用する場合などのためにきっぷと引き換えて利用する…
札幌から函館へ向かうルートは2つある。通称「山線」と呼ばれる函館本線のみを経由するルートと、「海線」と呼ばれる千歳線、室蘭本線経由で長万部から函館本線を経由するルートだ。 札幌函館間は定期特急列車は「スーパー北斗」が海線経由で運行されている…
京都駅は古都京都の玄関口というだけあり、JR(西、海)のほかにも近鉄京都線、京都市営地下鉄烏丸線が乗り入れており、各社が商業施設も併設している。 近鉄京都駅はJR京都駅の南側にあり、入り口は八条口の近くにある。名店街「みやこみち」を併設しており…
JR四国の徳島線には「学」という駅がある。無人駅で普段は出札は行われていないが、硬券入場券では右端が「入 駅名」、つまり学駅では「入学」となることから、受験生に対する縁起物としてJR四国内の主要駅、およびワーププラザで発売されている。受験シーズ…
JR北海道では一部の駅で硬券入場券が現役である。硬券とは厚さが数ミリの厚紙に印刷された切符で、磁気券が普及する前は乗車券などにもよく使われていた。 JR北海道では初乗り運賃が170円なので、入場券の発売額も170円である。裏面には4桁の券番が書かれて…
見送りなどの乗車でない目的で改札内へ入場する場合、入場券が必要になる。とはいえ実際は人を駅構内まで見送りに行く機会はそうそうあるものではなく、むしろ券面に大きく駅名が出るデザインから、旅行先で記念に買われることが多い。 入場券の価格は通常初…
北陸新幹線開業前、北陸本線は「特急の合間に普通列車が運行される」というくらい特急列車が多く運行されていた。大阪~富山を結ぶサンダーバード、名古屋~富山を結ぶしらさぎ、上越新幹線に接続して越後湯沢~金沢を結ぶはくたかの3つの列車があった。 新…
e5489で買える割引特急券のeきっぷは以前スーパーおきのものを紹介したが、JR西日本エリア以外でも四国、九州エリアにも設定されている。 eきっぷは割引率は他の早特系の切符より低いが、J-WESTカードでの支払いに限定される以外は購入時間など特別な制限は…
今年の冬季も例年通り1枚18きっぷを使った。これまでの記事の通り三江線方面と、四国へ行った。下車印は前半はあまり集まらないかもしれないと思っていたが、思いのほか集まった。 ひとつがっかりしたのが「き」の上の姫路の下車印だ。どこに押すか聞かれた…
みなさんあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 先日都区内パスの関西版的なものがほしいなあと思ってJRおでかけネットを見ていたところ、2015年11月~2016年3月の期間で「歩くまち・京都レールきっぷ」というものが発売されている…
以前関西空港へ行った時の乗車券を紹介したが、今回はそのとき一緒に使った特急券を紹介する。 特急料金は一般のA特急料金のほかに、一部の区間で割安に設定されるB特急料金がある。近畿エリアで運行される特急列車はB特急料金が適用される区間に指定されて…
京都駅を取り上げるのは5回目になるが、京都駅にはそれくらい多数のみどりの窓口がある。今回はJR西日本の西口のみどりの窓口を利用した。西口とは2階の在来線改札のことだ。 中央口のマルスは「京都駅@1」のように表記されるが、西口右端の窓口では「京都駅…
近畿日本ツーリストは近鉄グループの旅行会社で大手旅行会社に分類される。それだけ近鉄がいかに大きな鉄道会社かがよくわかる。 近畿日本ツーリストは現在持株会社制に移行しており、最初に近畿日本ツーリストを名乗っていた会社が、現在の二代目近畿日本ツ…
先日e5489で予約したスーパー早特きっぷを紹介した。しかしスーパー早特きっぷ以外にも何種類かe5489限定のきっぷがある。今回は三江線に乗車するためにスーパーおきを利用した。 e5489では、西日本の列車および四国へ向かう列車にはeきっぷという割引きっぷ…
(どういうわけか記事を削除してしまったので書き直してます) JR西日本の稼ぎ頭といえば、山陽新幹線である。しかしそんな山陽新幹線も航空機や高速バスとの激しい競争にさらされているため、山陽新幹線にはいくつか割引企画乗車券が設定されている。 また…
長池駅は京都から見て城陽の次の駅で、POS端末設置駅だ。すなわち常備券の青春18きっぷが発売されている。今年の青春18きっぷの冬季分は12/01から発売、12/10から通用開始する。 青春18きっぷを買った後、二条で用事があったので長池から二条まで乗車券を買…
先日友人がパソコンを見たいというので日本橋へ行った。そのときに北浜で京阪から乗り換えて日本橋まで行くのに使った切符である。 スルッとKANSAIに加盟しているので地紋はスルッとKANSAI共通模様の黄緑色のものになっている。色的には長堀鶴見緑地線だろう…
MOMOテラスは、JR六地蔵駅から歩いてしばらくのところにあった近鉄百貨店が閉店した跡地に、最近オープンしたショッピングモールだ。中には日旅サービスが入居している。 日本旅行で発行した乗車券の発行場所には(日)と表記されるが、日本旅行グループの中で…
カナート洛北は高野川のほとり、北大路通と川端通の交差する場所にあるショッピングセンターである。大規模店舗の出店規制の厳しい京都市内では少ない中規模店舗だ。近くは京都大学をはじめ京都府立大学、京都造形芸術大学など大学が多く、近くには中学校も…