青ポスの部屋

旅と技術とポエムのブログ

DTCP-IP(2)「Twonky beamで録画番組を見る」

以前も記事にしたDTCP-IPだが、前回はなんとかタブレットからレコーダーを検索して見つけるところまでいった。しかしそれでレコーダー内の番組を視聴するにはできたものの、シークバーが動かないという決定的な欠陥があった。

しかしそのとき、ひとつ見落としている点があった。レコーダー側で行う「持ち出し番組の作成」である。

確かSONYのレコーダーでもそうだったのですべてのレコーダーに言えることだと思うが、HDDの番組をタブレットなどに持ち出せるようにするには圧縮かエンコードか何らかの処理が必要なようで、これもメーカー思い思いの呼び方だが、Panasonicの場合は「持ち出し番組の作成」という操作名になっている。

録画するときに自動的に作成できるようにできるが、HDD容量を圧迫するので切にしていた。その場合後からでも変換できるが、最高で録画時間と同じくらいかかると表示された。しかしそれで操作を進めたところ、30分番組で10分弱と表示されておよそその通りの時間で完了した。

持ち出し番組を作成してからタブレットに移さずにストリーミングで再生してみた。すると以前は使えなかったシークバーが使えるようになったうえ、10秒戻し、30秒送りが使えるようになった。

引き続いて転送してみた。転送はタブレット側だけの操作になる。Beam側から検索してレコーダー、転送したい番組にチェックをいれて転送する。これもおおよそ10分くらいかかった。再生も特に問題なくできた。インターフェースはストリーミングとおおよそ変わらない。

ちなみに持ち出し番組を作成せずに転送しようとすると、一旦は転送しようとするがエラーが出てできない。当然だが。