今年の冬季も例年通り1枚18きっぷを使った。これまでの記事の通り三江線方面と、四国へ行った。下車印は前半はあまり集まらないかもしれないと思っていたが、思いのほか集まった。
ひとつがっかりしたのが「き」の上の姫路の下車印だ。どこに押すか聞かれたので「黄檗と明石の間」と答えるとこうなってしまった。個人的には茶屋町や早島、佐用のように日付部分がうまく他のスペースをつぶさないように押してほしかったのだが、駅員としてはハンコは券面記載事項に被らないよう捺すものなので、こうなってしまったのだろうと思う。こちらも押してもらっている立場なので文句は言わないが、少し言葉足らずだったなあと思った。なのでその次からは聞かれたときはきちんと「駅名がここにくるように」というようにした。
早島では「なかなかむずかしいなあ」といいつつも完璧な位置に押してくれた。茶屋町では、割と若い駅員さんだったのだが「自分で押しますか」といわれ、自分でおした。僕はかなり不器用なのでハンコを押すのも変なことになりがちなのだが、うまく押せてよかった。
このように、JR西日本の神戸支社、岡山支社管内では下車印が駅名、日付、「途中下車」と縦に並んだ細長いものが主流になっている。下車印の数が少ないうちは気にならないが、数が増えてくると日付と途中下車の文字が邪魔になってくる。それで文句を言う人が多いのか、捺す前に「日付入りですけどいいですか?」と訊いてくる人や、下車印があっても駅名小印で代用する人が多い。
ちょっと前にかなりフレンドリーな駅員さんが「日付が入ってるほうがいいですか?ないほうがいいですか?」と聞いてきたことがあった。「なしでできるなら」となしをお願いすると「そうだよね」といいながら日付部分をうまく紙で隠しながら駅名のみ捺してくれたことがあった。下車印集めのうえでは助かるいい対応だなと思った。
なお、岡山支社内では津山や日生のように、「駅」まで入った小さめの駅名のみという別のフォーマットも存在する。今回も右上と中下あたりに捺してある。知ってる範囲でまとめると次のようになる。
日付あり
山陽線:西宮、甲子園口、神戸、明石、加古川、姫路、相生、万富、瀬戸、岡山、倉敷、福山
加古川線:西脇市
姫新線:佐用
宇野線:早島、茶屋町
福塩線:府中