青ポスの部屋

旅と技術とポエムのブログ

青春18きっぷ常備券について思ったこと

先日7月1日、2016年夏季の青春18きっぷが発売された。僕は今年は常備券を買おうか、あるいはハンコをたくさんもらう予定もなかったので熱転写券か迷っていたが、とりあえず常備券にしようかなあと思っていた。

しかし、今年の夏は状況がちがっていた。発売開始初日と翌日でほとんどの常備券発売駅で売り切れが続出したのである。うわさに過ぎないが転売目的で車で乗り付け買占めていった一団もいたという。

乗車券の転売は本来ダフ屋行為で許されることではないが、首都圏から常備券を手に入れにくくなったことから、ネットオークションで発売額以上の価格で転売される例が多くなっている。

さらに、これもうわさに過ぎないが、JR西日本管内で青春18きっぷの常備券はあと数シーズンで全廃になるという通達があった、という情報があった。事実ならファンとしては残念なことだ。

僕が常備券を初めて買ったのは、2015年の春シーズンだった。丁度そのあたりから下車印を集め始め、下車印が押しやすいという常備券が奈良線で購入できると知ったので購入した。このときは発売開始からしばらくだったが普通に購入できた。

それから計4枚常備券を購入している。どれもそんなにあせって買ったわけではなく、発売日から数日くらいで買っていた。それで今回も同じように考えていたら売切れてしまったのである。

西日本管内から全廃された場合、購入するには四国まで行かなければならない。だが個人的には数千円かけてまで常備券にこだわるつもりはない。しかし同様に捺し鉄がやりやすい転写券も減ってきており、やがてはなくなるだろう。いつかはこうなるのだが、残念だ。

下:僕が初めて使った常備券18きっぷ。南は佐伯(日豊本線)の下車印から北は青森(奥羽本線)の改札印まで押されている。

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