青ポスの部屋

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20231128 盛岡出張 その2「盛岡の歴史」

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寒い

1日目は寒気が南下して段々天気が悪くはなっていたものの、降っているものは雨で寒さはまだ本格的ではなかった。ところが2日目からは空気もしっかり冷え、朝は雪が降っていた。

ホテルのロビーで朝食を食べる。NHKの朝ドラが放送されている時間だった。全国ネットのテレビ番組は地元と同じものがどこでも見れるので、ものすごく好きじゃなくてもふと安心感を得られる。

自分はパン食派なのでパンとジャムバターを食べたが、特産の漬物もあったので少しだけいただいた。漬物にしてはマイルドで素朴な味だった。

博物館

この日で自分の発表は終わり、夕方フリー以降はだった。同行者の提案でもりおか歴史文化館に行くことになった。前日に訪れた櫻山神社の隣にある博物館だ。

吹き抜けに大きな山車が飾られており、そのすぐ下まで近づくことができた。歌舞伎のような派手な獅子が頂点を飾り、山車自体が大きな物語を体現しているようだった。京都の山鉾や大阪のだんじりとは違い、華やかでありながら素朴さも感じられる美しいものだった。

盛岡藩は南部氏が治め、江戸時代には下北半島までの広い領地を治めた。近代には岩手県となって宮沢賢治石川啄木ら詩人を輩出している文化的な地である。様々な展示物に触れてその豊かさがわかった。若かったときは北海道へ行くための通過点くらいにしか思っていなかったが、少しもったいなかったなと感じた。

近くに東京駅と同じ建築家が作った岩手銀行の赤レンガの建物がある。ギリギリ営業時間外で中には入れなかったが、外観を見ることができた。

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