2016-01-01から1年間の記事一覧
2日目は新潟からきらきらうえつに乗車した。 きらきらうえつは羽越本線で運行されている観光列車で、快速なので指定席券を買えば18きっぷで乗ることができる。羽越本線は晴れている日は日の光が日本海に反射してきらきらするきれいな風景を見ることができ、…
冬期の青春18きっぷシーズンがはじまったが、最近忙しいので、今回が最後となる常備券が買えたら行こうと思っていた。ところが買えなかったので、今期はいいかあとも思っていた。 しかし免許も思ったより早く取れて、ふとやっぱり旅行に行きたいなあと思った…
ここまで紹介してきた回数券だが、近距離券売機でも購入することができる。 近距離券売機で購入した場合、サイズは近距離券サイズの本券が11枚出てくる。表紙はついていない。ただし近距離乗車券と異なり額面式ではなく始点と終点が明記された形で発行される…
前回に引き続いて、今度は西日本のPOS端末発行の回数券を見ていこう。 乗車券の場合はPOS端末とマルスで様式に大きなちがいが見られないが、回数券の場合は大きく異なっている。まず表紙について、レイアウトが大きく異なるほか、「本券(表紙)では乗車でき…
一般に、同じ経路を何度も往復する場合、回数券を使うと便利である。普通回数券はほとんどの鉄道・バス会社に設定されており、たいてい「10回分の運賃で11回分使える」、つまりおおよそ1割引*1になる。 回数券にもいろいろ種類があり、利用可能時間に制限が…
何気に今年の秋は関西のきっぷ界隈で大きな動きが2つあった。ひとつは青春18きっぷの常備券の発行が冬季で正式に終了されることが発表された。今後もみどりの窓口などでは発売されるので普通の客にはあまり関係のない話だが、きっぷ鉄には残念な話だ。 もう…
JRと京阪の連絡乗車券はこれまでに京橋、東福寺の2つのケースを紹介したが、実はもうひとつ、JR片町線河内磐船駅・京阪交野線河内森駅での接続も設定されている。京阪では唯一京阪本線以外の枝線への接続となっている。 ネットの情報を見る限りだと、連絡範…
最近理論の話が続いたのでプログラムの話に戻ろう。先日matplotlibを使ったpythonコードを移植しようとしたところ、以下のようなエラーを吐いて動かない、ということがあった。Could not obtain dvipng version直訳すると「dvipngのバージョンを特定できない…
統計物理の重要な概念のひとつに「熱速度」という概念がある。熱速度とは、気体やプラズマのように多くの粒子からなる系で、さまざまな速度で運動する粒子集団の代表的な速度として定義される。しかし定義がいくつかあるうえ、あまりテキストに載っていない…
かつて、京阪グループは「京阪交通社」という旅行代理店を持っていた。京阪の主要駅に出店しており、MARSに接続された旅行業端末を持っていた。マルス券まとめのページによると、京阪交通社発行の乗車券は発行箇所に(ケ)と表記されていたらしい。 2011年、京…
京都市内の繁華街はおおむね2箇所に分かれている。ひとつは京都駅周辺のエリアで、京都駅自体は相当昔からあるとはいえ京都では比較的新しいエリアだ。もうひとつは三条、四条周辺で、こちらは古くからの繁華街であり、京阪の祇園四条駅、阪急の河原町駅を中…
阪急電鉄は、大阪梅田を基点として京都河原町、宝塚、神戸三宮を結んでいる、関西では近鉄についで広大な路線網を持つ大手鉄道会社だ。関西で最も旅客の多い京阪神間は、JR、阪急、阪神か京阪と3社がひしめく激しい競合区間となっている。 京都市の繁華街の…
そんな大それたことを書けるほどの人間でもないが、最近ブログのネタが不足しているので今思っていることを書いてみようと思う。 1872年に新橋~横浜間で鉄道が始めて開業してから今年で144年になるが、今、鉄道は大変革の時期にあると思う。高速鉄道技術が…
理系学生としてあってはならないことだが、僕は頻繁にガウス積分を忘れる。導出の方法は覚えているのだが、毎回導出するのはかなりあほらしいしまちがいのもとにもなりかねないので、ここにまとめておこうと思う。 1.一番基本的なケース(e^{-x^2}) 2.指数の…
以前記事にしたとおり、東日本エリアの一部の指定席券売機ではSuicaやICOCAなどの交通系ICカードが利用できる。前回は新幹線自由席特急券の場合を紹介したが、今回は在来線の自由席特急券を紹介する。 在来線では自由席の場合は乗車券と自由席特急券は一葉で…
えちごトキめき鉄道の乗車券は以前一度券売機のものを紹介した。今回は窓口端末で発行された乗車券を紹介する。 えちごトキめき鉄道では窓口でも乗車券を発行している。ただし普通の乗車券にクレジットカードは使えないようである。糸魚川駅にはJR西日本の北…
今年の夏は夏旅行で18きっぷを5回分使い切るつもりだったが、以前上げたようにその旅は4日間で終えざるを得なかった。その結果18きっぷが1回分あまってしまった。僕は18きっぷに下車印を押すので売ることもできないし、かといっていろいろ用事が入ってなかな…
以前fortranのnamelistという機能を紹介した。 数字を羅列しただけの平文ファイルとちがってnamelistはfortran独自のものなので、ほかの言語で読み込む場合は何らかの工夫が必要になる。 「fortranで計算した結果をpythonのmatplotlibでグラフ化したい」とい…
大規模計算プログラムには大量の設定すべきパラメータがある。物理定数のように内部で与えておけばよいものもあるが、頻繁に変えて実行するものもあり、内部で与えるとその都度コンパイルしなければならず効率が悪い。 簡単に思いつくのは、「平文のまま設定…
JR西日本のネット予約サービスのe5489の割引きっぷであるeきっぷはスーパーおき、南風のものを紹介したが、在来線のみならず山陽、九州*1、北陸の各新幹線にも設定されている。 今回のきっぷは普通に見ればそれだけのきっぷだが、マニア的な見所がたくさんあ…
この日はきらきらうえつに乗る...予定だった。 というのも、この日、台風9号が関東の南から接近していた。本当は酒田から陸羽線で小牛田へ出て郡山まで行く予定だったが、台風が思いっきり東北を直撃する予報が出ており、陸羽線、東北本線が不通になりそうだ…
鳥取を始発で出て、山陰本線で福知山まで出た。福知山からは舞鶴線、小浜線で敦賀に渡り、北陸線で金沢まで行った。小浜線については北陸新幹線延伸で第三セクターになるとも言われているが、ルートも決まっていないのでどうなるかさっぱり見通しがつかない…
2日目は小倉から新山口まで戻った。そして新山口からSLやまぐちに乗車した。 SLは子供の頃に北びわこ号に乗車したっきりだった。あの時はまだ小さかったので米原までの快速列車でもとても長く感じたが、今では京都から下関でも近く感じるので感性も年齢とと…
今年の18きっぷ夏シーズンが始まった。とりあえず乗りにいきたい列車はないかなあと考えたら、時刻表に「SL特集」が載っていたので、なんとなくSLやまぐちに乗りに行くことにした。それと、新潟地区で走っている「きらきらうえつ」という列車があり、これに…
ワイルドカードとは、複数のファイルを一気に指定するのに使う記号で、たとえば任意の文字列を表す「*」や任意の1文字を表す「?」が代表的だ。たとえばカレントディレクトリのjpgファイルをpictureというディレクトリへ移動するときは、次のようにする。 mv …
伏見桃山駅(京阪本線)の近くは古きよき雰囲気を保つアーケード商店街が残っており、その商店街の中にJTBがあり、JR券を扱っている。 なお近くには桃山御陵前駅(近鉄京都線)、桃山(JR奈良線)がある。特に桃山駅はPOS端末駅でMARSがないので、指定席を取…
スルッとKANSAIエリアの私鉄では硬券入場券はほぼ全廃されているが*1、自動改札の導入されていない地方ではまだまだ現役である。 土佐くろしお鉄道では、硬券入場券がそのまま残っているどころか、デザイン硬券としてその魅力を積極的に生かしているようだ。…
先日マルス発行の乗車券を紹介したが、POS端末が置かれている駅ではPOS端末で発券される。 JR西日本の入場券では、乗車券同様POS端末ということを示す西というマークが入る。また駅名がマルス券のものよりふた回りくらい大きく、収集する上ではわかりやすく…
JR以外の私鉄各社も、自社線全線乗り放題のフリーきっぷを出していることが多い。近鉄も週末限定のフリーきっぷを出している。 近鉄は日本の私鉄で一番大きい、広大な路線網を持つので、全線フリーの乗車券も有効期間が3日間となっている。それでもたった410…
前回の阪大に引き続き、今度は京都大学生協で発行したきっぷを紹介しよう。 京都大学は吉田、桂、宇治にキャンパスを持っているが、ほとんどの学生は吉田キャンパスで授業を受け、桂は工学部と工学研究科の施設が、宇治は大規模な研究施設が設置されている。…