青ポスの部屋

旅と技術とポエムのブログ

企画乗車券 スーパー早特きっぷ

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(どういうわけか記事を削除してしまったので書き直してます)

JR西日本の稼ぎ頭といえば、山陽新幹線である。しかしそんな山陽新幹線も航空機や高速バスとの激しい競争にさらされているため、山陽新幹線にはいくつか割引企画乗車券が設定されている。

また、JR西日本はネットでの予約サービスとして「e5489」を提供しており、その利用促進のためe5489限定の割引特急券が発売されている。特に山陽新幹線は先述の理由から、「スーパー早特きっぷ」として割引率が大きいきっぷが発売されている。

スーパー早特は割引率が大きい反面、制約が厳しい。まず14日以上前にe5489でネット予約する必要がある。乗車券のA券と特急券のB券を同時に利用しなければならず、途中下車は下車前途無効、つまり降りた駅までとなる。

ただし特定都区市内制度により大阪市内の駅から新大阪に向かう場合などは在来線を乗車券のみで利用できる。それでもA券に「B券以外の料金券不可」とあるので、天王寺から新大阪まではるかで行くというようなことはできないと思われる。

また、通常の特急券は指定列車に乗り遅れても後続列車の自由席が利用できるが、スーパー早特きっぷは乗り遅れると特急券は無効となる。乗車券は有効となるが、B券以外の料金券利用不可という規定から後続新幹線を利用することはできず、また途中下車も利用できないので、18きっぷ旅のような在来線乗り継ぎを途中下車なしでやることになる。ただし内方乗車はできるので、万が一新大阪で乗り遅れたら、失意にさいなまれながら姫路まで新快速でいって新幹線の切符を買いなおし、といったところだろう。