青ポスの部屋

旅と技術とポエムのブログ

20161217 東北旅行 その1

冬期の青春18きっぷシーズンがはじまったが、最近忙しいので、今回が最後となる常備券が買えたら行こうと思っていた。ところが買えなかったので、今期はいいかあとも思っていた。

しかし免許も思ったより早く取れて、ふとやっぱり旅行に行きたいなあと思った。夏の旅行も不本意に終わってしまったので、今年やりのこしたことは今年中に終えてしまおうと思って、夏の旅行で引き返した新潟からもと考えていた経路に合流し、いけなかった2日分の経路をたどることにした。

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1日目は、泣く泣く戻った経路をそのままたどって新潟へ行った。

早く出すぎて中津川で1時間以上待たされるので、恵那で降りてみた。恵那で特に見たいものがあるわけではなかったが、探偵ナイトスクープでやっていた「宮崎に住んでいる男の子が、妹のために恵那に住んでいる祖母宅で栗拾いをする」という話で出てきたおばあちゃんが載っている看板があった。とはいえ「見たことある」以上でも以下でもなかった。

中央線で長野まで出てそこから飯山線で抜けたが、塩尻から長野まではしなのを使った。飯山線は長野から豊野はしなの鉄道のため別運賃が必要だが、しなのが遅れてきっぷを買う時間がなかった。幸い乗り継ぎ先列車には車掌が乗務していたので、車発券で清算した。

今回思ったのが、「雪が少ない」ということだ。一昨年の今頃も中央線、大糸線をうろちょろしていたが、今年も長野を過ぎるくらいまではちらほら程度にしか雪が積もっているのが見えなかった。

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新潟ではいつもタレカツ丼を食べるのが定番だが、今回は食欲がなかったのでラーメンにした。しかし正直あまり好きな味じゃなかった。

回数券 (奈)新田⇔六地蔵 「近距離券売機発行の回数券」

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ここまで紹介してきた回数券だが、近距離券売機でも購入することができる。

近距離券売機で購入した場合、サイズは近距離券サイズの本券が11枚出てくる。表紙はついていない。ただし近距離乗車券と異なり額面式ではなく始点と終点が明記された形で発行される。

近距離券売機のみの特徴のひとつとして、普通乗車券同様に決済手段にICカードが使える。ただしクレジットカードは使えない。

また、日時を自動改札で印字するための空欄が券の両端に用意されており、改札機に入れる向きによってどちらかに印字される。今回は右のほうに印字されている。

 

回数券 (奈)新田⇔六地蔵 「(西)POS端末発行の回数券」

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前回に引き続いて、今度は西日本のPOS端末発行の回数券を見ていこう。

乗車券の場合はPOS端末とマルスで様式に大きなちがいが見られないが、回数券の場合は大きく異なっている。まず表紙について、レイアウトが大きく異なるほか、「本券(表紙)では乗車できません」という注意書きが太字になっている。

本券のほうも変わったものになっており、有効期限がことさら強調された形になっている。

前回書き忘れたが、回数券も普通のきっぷと同じく自動改札を通すことができる。自動改札を通すと、(西)と被って見にくいが、日付と時間が印字される。

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回数券の持ち帰りだが、「回数券は有効期間が長く不正使用のリスクがあるので許可されない」という話がある。しかし実際のところ、西日本管内では持ち帰りを認めていることが多いようである。とはいえ、何度も言うが使用済みきっぷの持ち帰りはサービスであることをお忘れないよう。