青ポスの部屋

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乗車券 宇治→東福寺→京阪出町柳 「JR→京阪の連絡乗車券」

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当然だが、基本的にJRではJRの切符しか発売しない。しかし、一部の区間では「連絡切符」として他社線の区間にまたがる切符を発売することがある。

連絡切符は無条件に発売できるわけでなく、JR側、私鉄側両方で接続駅ごとに区間が決まっている。これは通称「赤本」と呼ばれる、「旅客連絡運輸規則別表」に載っているが、これは内部にしか配布されていないので、窓口で聞くまでわからない。有志によってまとめられたデータは以下のサイトで公開されている。
http://homepage2.nifty.com/mars/transfer.html

画像は東福寺経由の京阪への連絡乗車券である。私鉄王国こと関西では近距離券売機で連絡ボタンを押して連絡切符を買うことは日常的だが、マルスでも発券することができる。近距離券では「xx円区間」と表示されるものがマルスでは駅(「xx市内」の場合もある)で指定される。

ところがわざわざ窓口で連絡切符を買う人はそうそういないのだろう、窓口で購入するとき、割と若い駅員だったのだが、「券売機で買ってくれ」と言われた。「マルスで出してほしい」というと、別の駅員を呼んで操作を聞いて発券してもらった。

マルス券といえども85mm券なので自動改札を利用できる。東福寺駅で京阪に乗るとき、京阪の改札では自動改札を通してくれと言われた。京阪に改札印があるのかどうかは知らない。

無効印は京阪のものである。JRでは「使用済み切符を乗客に渡すときは穴を開けて磁気データを破壊した上で渡す」ということが徹底されているが、京阪ではそうでもないようである。