近畿日本ツーリストは近鉄グループの旅行会社で大手旅行会社に分類される。それだけ近鉄がいかに大きな鉄道会社かがよくわかる。
近畿日本ツーリストは現在持株会社制に移行しており、最初に近畿日本ツーリストを名乗っていた会社が、現在の二代目近畿日本ツーリストに事業を譲渡し、初代は名前を「KNT-CTホールディングス」として持ち株会社になる、という形を取っているらしい。なので乗車券の発行場所には「(KC)」と印字される。(近)というのも聞いたことがある気がするのだが、移行前後で変わったのだろうか。
二条駅にはみどりの窓口があるが、駅前のBiVi二条には近畿日本ツーリストが入居している。二条駅はJR山陰本線のほか京都市営地下鉄東西線も乗り入れていて、マンションが立つなどそこそこ栄えており、京都市内では比較的近代的な街だ。
なお、前から懸案となっている券番について、気になる記事を見つけた。
観光経済新聞社 07年12月8日 トラベル
旅行業端末についてヒント
2015/12/09 18:04
通常旅行代理店ではJRからマルス端末を借り受けるが、大手5社では自社の端末からMARSシステムへ接続してきっぷを発券する。確かに券番が複雑なところは一般のPCのような端末をマウスで操作して専用の発券プリンタで出す、という形だったように思える。
ところが、そのシステムの開発が結構手間がかかるらしい。そこで5社合同でインターフェースを作ったとのこと。その名前はACMS。なので下部の券番はそのACMS由来のもののようだ。