青ポスの部屋

旅と技術とポエムのブログ

20161217 東北旅行 その2

2日目は新潟からきらきらうえつに乗車した。

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きらきらうえつ羽越本線で運行されている観光列車で、快速なので指定席券を買えば18きっぷで乗ることができる。羽越本線は晴れている日は日の光が日本海に反射してきらきらするきれいな風景を見ることができ、列車名の由来のひとつとなっている。

これを期待して日本海側のA席を指定して準備万端で乗り込んだのだが、この日はあいにくの曇り模様であまり海もきれいでなかった。よくよく考えてみれば冬の日本海は晴れているほうがレアなので、見れるはずもなかった。しかも午前中の体調では、車内販売の地酒も飲んだら後に差し支えそうなので、結局地ビールを買ったものの持ち帰ることになった。夏に乗れず今回もこんな感じだったので、もう一度、今度は夕方の運行になる酒田から乗ろうと思った。

酒田駅は比較的大きな土産物屋が入居している。酒田を通るたびに気にはなるが素通りしてばかりで、車内で地ビールを買ったものの日本酒も飲みたかったので、「スタッフおすすめ」と書かれていた地酒を1本買った。

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酒田からは陸羽西線で新庄に出て、陸羽東線で小牛田へ向かった。

新庄では、観光列車リゾートみのりに接続していた。今回は乗らなかったが、指定席券を取っていればきらきらうえつからのリゾートみのりという観光列車旅行ができただろう。今回は1時間待って普通列車に乗車した。

陸羽東線は途中鳴子温泉で下車して温泉につかることにしていた。

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鳴子温泉駅を降りて駅を出ると、硫黄のにおいが立ち込めていた。温泉地はいくつか行ったことがあったが、ここまで硫黄臭がすごい場所は初めてだった。

早稲田桟敷湯という浴場に入った。すると「シャワーが壊れていて水しか出ない」と言われた。温泉は最後真水で体を流すものだと思っていたが、受付のおじさんは「本来は最後はタオルでふき取るのがいい」と言っていたので、浸かって頭だけ水で流すことにした。頭だけとはいえ冬の東北の水道水なので修行のようだった。また次の列車まで時間がなかったので、結構急いであがることになった。

その後は陸羽東線で小牛田へ出て、東北本線で郡山まで南下した。

 

20161217 東北旅行 その1

冬期の青春18きっぷシーズンがはじまったが、最近忙しいので、今回が最後となる常備券が買えたら行こうと思っていた。ところが買えなかったので、今期はいいかあとも思っていた。

しかし免許も思ったより早く取れて、ふとやっぱり旅行に行きたいなあと思った。夏の旅行も不本意に終わってしまったので、今年やりのこしたことは今年中に終えてしまおうと思って、夏の旅行で引き返した新潟からもと考えていた経路に合流し、いけなかった2日分の経路をたどることにした。

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1日目は、泣く泣く戻った経路をそのままたどって新潟へ行った。

早く出すぎて中津川で1時間以上待たされるので、恵那で降りてみた。恵那で特に見たいものがあるわけではなかったが、探偵ナイトスクープでやっていた「宮崎に住んでいる男の子が、妹のために恵那に住んでいる祖母宅で栗拾いをする」という話で出てきたおばあちゃんが載っている看板があった。とはいえ「見たことある」以上でも以下でもなかった。

中央線で長野まで出てそこから飯山線で抜けたが、塩尻から長野まではしなのを使った。飯山線は長野から豊野はしなの鉄道のため別運賃が必要だが、しなのが遅れてきっぷを買う時間がなかった。幸い乗り継ぎ先列車には車掌が乗務していたので、車発券で清算した。

今回思ったのが、「雪が少ない」ということだ。一昨年の今頃も中央線、大糸線をうろちょろしていたが、今年も長野を過ぎるくらいまではちらほら程度にしか雪が積もっているのが見えなかった。

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新潟ではいつもタレカツ丼を食べるのが定番だが、今回は食欲がなかったのでラーメンにした。しかし正直あまり好きな味じゃなかった。

回数券 (奈)新田⇔六地蔵 「近距離券売機発行の回数券」

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ここまで紹介してきた回数券だが、近距離券売機でも購入することができる。

近距離券売機で購入した場合、サイズは近距離券サイズの本券が11枚出てくる。表紙はついていない。ただし近距離乗車券と異なり額面式ではなく始点と終点が明記された形で発行される。

近距離券売機のみの特徴のひとつとして、普通乗車券同様に決済手段にICカードが使える。ただしクレジットカードは使えない。

また、日時を自動改札で印字するための空欄が券の両端に用意されており、改札機に入れる向きによってどちらかに印字される。今回は右のほうに印字されている。