京福嵐山線、通称「嵐電」は四条大宮から嵐山までの嵐山本線、北野白梅町から帷子ノ辻で嵐山本線に接続する北野線で構成されている。市電がなくなった今京都市内で唯一の路面電車で、京都市西部の主要な交通機関になっている。
嵐電の駅はほとんどが電停のような無人駅で、運賃の収受もほとんどが車内でバスのように行われるが、嵐山駅では有人改札で運賃が回収される。また、北野白梅町、四条大宮では乗車券の発売されている。運賃は均一でどこからどこまで乗っても一乗車210円である。ICカードも使える。
駅の券売機は食券販売機を流用したようなもので、乗車券も食券のように裏が白のものが発券される。印刷も感熱ではなくインクのようである。