青ポスの部屋

旅と技術とポエムのブログ

【cygwin】w32texとの競合問題

cygwinを入れて一通りのソフトは導入した。そこで、すでにTeXWorksは動く環境でcygwinでもLaTeXも入れようとしたのだがどういうわけかうまくいかなかった。

TeXLive(w32TeX)はもとから入っている環境にcygwinを入れるときのトラブルじゃないかと思っている。それが何とか動くようになるまでの顛末。

とりあえずtexliveとかを入れて動かそうとしてみたところ、platexはうまくいくのだが、dvipdfmxがどうしてもうまくいかない。よく見ると

dvipdfmx:fatal: Unable to find TFM file "goth10".

Output file removed.

というエラーメッセージが出ている。

調べたところ、一昨年くらいにアーカイブからweb2c関連のライブラリがなくなったとかどうとか出てきたので、一昨年なら改善されてそうな気もするなあと思った。

そこでやたらめったらtexlive-collection-*系のパッケージをバカスカapt-cygで入れてみた。するとどういうわけかplatexも動かなくなってしまった。メッセージの原文はわからないが、「platex.fmtが見つからない」といったものだった。

そこで煮詰まって二進も三進も行かなくなったので、cygwinを入れなおした。そこで、「ひょっとしてw32texのほうを拾っているのでは」という疑惑が持ち上がった。

Linuxではコマンドがどこにおかれているプログラムを実行しているのかをwhichコマンドで調べることができる。

which platex
which dvipdfmx

するとビンゴで、platexw32texのを、dvipdfmxはcygwinのを拾っていた。そこでとりあえずcmdでは動くdvipdfmxを使おうと思い、パスの通ったところにリンクを張った。するとちゃんと動くようになった。とりあえずは応急処置としてこれで行こうと思う。