いまや2本にまで減ってしまったが、夜行快速「ムーンライト」の代表といえば、「ムーンライトながら」であろう。
去年の夏、5人で乗車した。黄檗駅のみどりの窓口で10時打ちしてもらった。窓口が1つしかなかったので申し訳なくなった。
大垣から乗車。車中で飲んだ金麦はうまかった。やっぱり夜行列車で飲むビールはうまい。気分が良くなってそのうち名古屋を過ぎるころに寝てしまった。
かつては全国各地を走っていたムーンライトだが、格安高速バスの台頭で多くが姿を消し、いまやながらと信州のみである。バスはバスで、夜行列車には夜行列車だけにしかない魅力がある。夜行列車退潮の流れでもできうるかぎりこの先も長く運行されることを心から願っている。