青ポスの部屋

旅と技術とポエムのブログ

201507ながら房総旅行その1「思い出」

「夜行列車でビールを飲む」ということがしたいがために、ながらの往復の指定券を取った。両方転写券で取りたかったのだが、帰りは間違えて感熱MVで出してしまった。

大垣までは近鉄養老鉄道を使って大垣→豊橋のきっぷを買うことも考えたが、週末フリーパスを買おうかどうか迷っているうちに発売期限(土日月で使おうと思っていたので金曜)が終わってしまった。

というより、前日まで「ながらに乗る」「中日は内房線外房線を一周する」くらいまでしか決めていなかったので、大垣まで行きと帰りをどうするか決めていなかった。素直に垣米越えをすると20時に出ても間に合うくらい暇なので、関西線経由で行くことにした。

桑名から養老鉄道でもよかったのだが、前日に名古屋にいる高校時代の友人と晩御飯を食べることになったので、鳥羽まで参宮線を乗りつぶすことにした。

関西線で亀山まで行った。1年半前に初めて18きっぷで東京へ行ったときもこれくらいの遅い時間に出て関西線経由で名古屋に出たので、そのときを思い出した。あのときは夜行(北斗星)に乗るために上野へ行ったのだが、その北斗星もちょっと前に最後のチケットの発売が終わってしまった。

亀山から鳥羽までは参宮線に乗車。伊勢車両区のキハ40に乗れればよかったのだが、キハ40は鳥羽へ行かないらしい。そのキハ40とは2回すれちがった。高山線に最後に乗りに行ったときも1本待たないと乗れなかったし、どうやら僕は東海のキハ40とは縁がないらしい。そのキハ40も高山本線から姿を消し、伊勢からも来年春までに姿を消す。

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鳥羽は近鉄では子供の頃何度か訪れている。近鉄で大垣まで行くなら賢島まで行ってみようと思ったが、参宮線は鳥羽までしか通っていない。それもそのはず、伊勢志摩は完全に近鉄王国で、リゾート開発したのもほとんど近鉄である。

鳥羽をしばらく歩いた。晴れて暑く、海と島々がとてもきれいだった。鳥羽水族館に行ったり遊覧船に乗ったりはしなかったが、もう一度近鉄のフリーパスを買って来ようと思った。

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鳥羽から名古屋までは快速みえを使った。指定席券を取ることも考えたが、窓口で「始発だから座れますよ」と言われたのでやめた。

18きっぷで快速みえを使うとき、津ー四日市間を含む場合は第3セクター伊勢鉄道の運賃を支払う必要がある。しかし鳥羽の窓口では発券できないとのことで車内で購入した。車発機での発券なのでレシートに地紋が入っただけの用紙である。

名古屋で友人と飯を食べた。ここだけの話、2人で4時間くらいなので話が持つか不安だったが、やはり高校時代の親友だったのでお互い話すことは尽きなかった。持つべきものは友だと思った。

話しこんでしまったので大垣についたのは結構ギリギリになってしまった。前に乗ったときは雨が降っていたがこの日は晴れていた。車内で飲んだサッポロは少しぬるかったが、やっぱりうまかった。夜行列車にはビールを美味くする魔法がかかっている。