青ポスの部屋

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簿記学習録 (02) 株式会社のあれこれ

増資

  • 1/2まで資本準備金として残せる。 会計というより企業法の知識

吸収合併時ののれん

  1. まず吸収される会社の貸借対照表の(資産)-(負債)が簿価...(1)。
  2. 次に吸収合併して発行した株式の発行額...(2) だけ、受け入れる会社の資本金を増やす。
  3. (2)-(1)がのれん。

この辺は連結決算でも出てくる。

利益剰余金の処理

いくら利益準備金にしないといけないかの計算が面倒。

  1. 利益はまず全て繰越利益剰余金に入れる。
  2. 配当の1/10...(1) を計算する。
  3. (資本金)/4 -(資本準備金利益準備金の和)...(2) を計算する。
  4. (1)と(2)のうち小さいほうが利益準備金

要するに、「準備金を資本金の1/4まで、1/10ずつを積み立てる。最後にオーバーするときだけピッタリになるように調整する」ということ。

ちなみに資本配当についても利益準備金資本準備金として同じことをやる。

税金

  • 法人税・住民税・事業税は中間納付は先払い(=仮払法人税等)、期末納付は後払い(=未払法人税等)。
  • 消費税は「仕入れるときに仮払、売上げたときに仮受、決算で差額を納付」。
  • 損金=経費、益金=収入

税効果会計は後の章で出てくる。