青ポスの部屋

旅と技術とポエムのブログ

木津東バイパス(国道163号)

先日月ヶ瀬へ行った帰りに、開通したての国道163号木津東バイパスを通ってきました。

木津東バイパスについて

国道163号で木津川市街地を迂回するバイパスです。

www.pref.kyoto.jp

木津川市付近の国道163号は、大阪方面から来ると木津川の南側で国道24号に突き当たって、左折でしばらく重複区間を通って木津川を渡り、木津川の北側で右折で分かれるというというクランク構造になっています。そのため重複区間の前後が慢性的に渋滞しており、特に伊賀方面から国道24号へ突き当たる箇所は通過するのに5分程度かかる長い渋滞が日常となっていました。また木津駅の西側では市街地を迂回するバイパスが建設されていますが、「直進で旧道へ向かう箇所から右折で分かれ、さらに左折、突き当たりで左折して重複区間へ入る」というややこしい経路であるため、結構な数の車両が狭い旧道に流入してしまうという状況が続いていました。

そうした交通集中を緩和するために、木津川市東部の城山台を通って木津川を新たな橋で渡るバイパスが建設されました。今回は架橋を伴う2区間(一部は京都府道)が開通し、バイパスとしての機能を担うようになりました。

地図:バイパス区間のあらまし

通った記録

道路の様子

今回は伊賀方面から来て大阪方面へ通りました。

少し早めに左折して橋を渡ります。執筆当時(2020/03/23)ではストリートビューはまだ建設中になっています。この橋のところに信号のある交差点ができています。さすがにR24への渋滞はここまでは延びていないのでスムーズに流入できます。

しばらく道なりに進み、セブンイレブンのある交差点で右折します。ここが結構混んでおり、右折レーンが足りないほど渋滞になっていました。空いてるからといって左側車線で車列の横を進んでしまうと右折できなくなるので注意が必要です。なお、ここを直進すると奈良市内へ行けます。

右折後に直進すると木津市街地南側のバイパスに抜けることができます。その後右折と左折が1回ずつあるので気を付けてください

感想

かなり走りやすくなったことは確実です。特にR24付近の渋滞は耐えられないものがあったので、それがなくなったというのは革命的です。

ですがバイパスのわりに右左折が多くわかりにくいことも確かです。迷わないで行くにはある程度地図を頭に入れておく必要があるでしょう。

阪奈道路とR24の木津IC以南のバイパス区間をうまく組み合わせると奈良、木津川市の両市街地を迂回できるので、大阪方面と伊賀方面を名阪国道を使わないで行き来する際に重宝しそうです。