青ポスの部屋

旅と技術とポエムのブログ

11_切符

こだま☆楽旅IC早特

エクスプレス予約ではe特急券やEX-IC以外にも企画きっぷが発売されている。そのうちの一つが「こだま☆楽旅IC早特」だ。これは3日前より前に予約すれば、こだまに限るがグリーン車が格安で利用できるというきっぷで、EX予約でのみ購入できる。予約時にこだま…

e特急券 のぞみ 「EX予約」

JRのネット予約サービスはこれまで西日本・九州・四国のe5489、東日本のえきねっとを紹介してきた。日本の大動脈である東海道新幹線を抱えるJR東海も独自の新幹線予約システムであるEX予約を提供している。ただこのEX予約、少々敷居が高い。利用にはJR東海の…

入場券 京都鉄道博物館

この間津山まなびの鉄道館の話をしたので、少し前に行った京都鉄道博物館の話をしようと思う。 京都鉄道博物館は、大阪の弁天町にあった交通科学博物館を京都の梅小路蒸気機関庫に併合する形でできた、鉄道の博物館だ。交通科学博物館はもともとJR弁天町駅近…

乗車券 馬喰町→東京 「磁気無効化された乗車券」

きっぷの持ち帰りをお願いすると、基本的に磁気情報を破壊するために穴をあけられる。サービスなので仕方ないが、二穴パンチで大きい穴をあけられたり、それが券面記載事項と被ってしまったりするとがっかりする。 それを受けてか、JR東日本の一部の駅では磁…

乗車券 布施→鶴橋→160円 「近鉄の連絡券」

連絡乗車券を社線側から使う場合、私鉄で購入することになる。私鉄の連絡乗車券は会社によって様式が異なっており、おもしろい。 近鉄はさまざまな駅でJRと連絡運輸を取っているが、鶴橋は乗り換え客が非常に多く、近鉄とJRの2枚の乗車券をさばける乗り換え…

特急券 オホーツク 「えきねっとで予約した特急券」

JR東日本にはえきねっとというネット予約サービスがある。エクスプレスカードなどがなければ使えないエクスプレス予約やJ-WESTカード会員でなければ割引きっぷの大半が使えないe5489とは異なり、えきねっとはほとんどのクレジットカードが使え、予約も全国の…

eきっぷ はくたか 「東管内でのe5489受け取り」

JR西日本の予約サービスであるe5489で予約したきっぷは、JR西日本以外でも受け取れる場合がある。以前JR九州で受け取ったものを紹介したが、JR東日本の駅でも23区内と北陸新幹線の駅では受け取ることができる。 西日本の駅以外で受け取った場合、地紋は受け…

京阪電車 回数券

JRの回数券はこれまで紹介してきたが、私鉄にも回数券はある。京阪電車にも普通回数券のほか2種類の時差回数券が設定されている。 発着駅が指定されているJRと異なり、京阪では回数券も額面式となっている。また発駅も指定されておらず、任意の駅から利用を…

乗車券 (日) TiS大阪発行

TiS大阪は日本旅行の店舗で、大阪駅構内にある。大阪駅は京都駅以上に都会であり、出札窓口や旅行代理店も無数にある。 今回はクレジットカードで購入したのだが、C制のハンコで対応された。JTBは端末に再度差し込むとC制を印字できるが、ACMS共通の機能では…

入場券 新夕張駅 「総販の入場券」

JR北海道はMARSとは別にPOSに相当するシステムとして「総販」というPOSのようなシステムを持っている。MARSに接続する必要のない自社完結の乗車券や入場券は総販で発売することができる。 画像は夕張へ行ったときに新夕張駅で買った入場券だ。窓口で「入場券…

乗車券 三ノ宮→京橋 「遠方で購入した乗車券」

今回の乗車券は、一見するとごく普通の乗車券に見える。何の変哲もない三ノ宮駅から京橋までの片道乗車券だ。ただし発行箇所は「富良野駅」である。 かつて国鉄という一つの企業体だったJRグループは、今でもMARSシステムという共通のシステムを運用しており…

スルっとKANSAI 3dayチケット

スルッとKANSAIエリアでは、スルッとKANSAIエリアが1日乗り放題というのが3回ついた3dayチケットが発売されていた。 スルッとKANSAIといえば磁気カードのブランドなので、いまだにどこへ行っても有人改札を通らなければならない18きっぷと対照的に、磁気カー…

乗車券 長野→豊野 「飯山線でのしなの鉄道の車内清算」

青春18きっぷを使っていると社線を直通する列車を使うことはよくある。快速みえで伊勢鉄道の運賃を精算したケースは一度紹介した。今回は飯山線の長野直通列車でしなの鉄道の運賃を精算した。 長野駅はしなの鉄道の駅でもあるので、事前に乗車券を購入するこ…

グリーン券 黒磯→熱海

首都圏では普通列車にグリーン車が連結されている。普通列車のグリーン車自由席を利用する場合、グリーン券を購入する必要がある。 Suicaグリーン券というものもあるが、紙のグリーン券を利用する場合、事前に券売機、みどりの窓口で購入する必要がある。今…

指定席券 きらきらうえつ

きらきらうえつは全車指定席の快速列車である。そのため青春18きっぷで使うには指定席券を買うことになる。 JR東日本では快速列車でも指定席の車内改札は省略されており、きらきらうえつも例外ではない。しかし記念スタンパーがあり車掌に希望すれば押しても…

回数券 (奈)新田⇔六地蔵 「近距離券売機発行の回数券」

ここまで紹介してきた回数券だが、近距離券売機でも購入することができる。 近距離券売機で購入した場合、サイズは近距離券サイズの本券が11枚出てくる。表紙はついていない。ただし近距離乗車券と異なり額面式ではなく始点と終点が明記された形で発行される…

回数券 (奈)新田⇔六地蔵 「(西)POS端末発行の回数券」

前回に引き続いて、今度は西日本のPOS端末発行の回数券を見ていこう。 乗車券の場合はPOS端末とマルスで様式に大きなちがいが見られないが、回数券の場合は大きく異なっている。まず表紙について、レイアウトが大きく異なるほか、「本券(表紙)では乗車でき…

回数券 黄檗⇔奈良 「MARS発行の回数券」

一般に、同じ経路を何度も往復する場合、回数券を使うと便利である。普通回数券はほとんどの鉄道・バス会社に設定されており、たいてい「10回分の運賃で11回分使える」、つまりおおよそ1割引*1になる。 回数券にもいろいろ種類があり、利用可能時間に制限が…

乗車券 JR長瀬→河内磐船・河内森→京阪黄檗 「JR→京阪の連絡乗車券(4)」

JRと京阪の連絡乗車券はこれまでに京橋、東福寺の2つのケースを紹介したが、実はもうひとつ、JR片町線河内磐船駅・京阪交野線河内森駅での接続も設定されている。京阪では唯一京阪本線以外の枝線への接続となっている。 ネットの情報を見る限りだと、連絡範…

乗車券 京都→黄檗 (交)京都四条発行

京都市内の繁華街はおおむね2箇所に分かれている。ひとつは京都駅周辺のエリアで、京都駅自体は相当昔からあるとはいえ京都では比較的新しいエリアだ。もうひとつは三条、四条周辺で、こちらは古くからの繁華街であり、京阪の祇園四条駅、阪急の河原町駅を中…

阪急電鉄 乗車券 河原町→190円

阪急電鉄は、大阪梅田を基点として京都河原町、宝塚、神戸三宮を結んでいる、関西では近鉄についで広大な路線網を持つ大手鉄道会社だ。関西で最も旅客の多い京阪神間は、JR、阪急、阪神か京阪と3社がひしめく激しい競合区間となっている。 京都市の繁華街の…

乗車券 松本→塩尻 「ICカードで購入した乗車券」

以前記事にしたとおり、東日本エリアの一部の指定席券売機ではSuicaやICOCAなどの交通系ICカードが利用できる。前回は新幹線自由席特急券の場合を紹介したが、今回は在来線の自由席特急券を紹介する。 在来線では自由席の場合は乗車券と自由席特急券は一葉で…

えちごトキめき鉄道 乗車券 糸魚川→直江津

えちごトキめき鉄道の乗車券は以前一度券売機のものを紹介した。今回は窓口端末で発行された乗車券を紹介する。 えちごトキめき鉄道では窓口でも乗車券を発行している。ただし普通の乗車券にクレジットカードは使えないようである。糸魚川駅にはJR西日本の北…

新幹線特急券 eきっぷ はくたか

JR西日本のネット予約サービスのe5489の割引きっぷであるeきっぷはスーパーおき、南風のものを紹介したが、在来線のみならず山陽、九州*1、北陸の各新幹線にも設定されている。 今回のきっぷは普通に見ればそれだけのきっぷだが、マニア的な見所がたくさんあ…

乗車券 東福寺→京都 (交)京都伏見 発行

伏見桃山駅(京阪本線)の近くは古きよき雰囲気を保つアーケード商店街が残っており、その商店街の中にJTBがあり、JR券を扱っている。 なお近くには桃山御陵前駅(近鉄京都線)、桃山(JR奈良線)がある。特に桃山駅はPOS端末駅でMARSがないので、指定席を取…

土佐くろしお鉄道 入場券 窪川駅

スルッとKANSAIエリアの私鉄では硬券入場券はほぼ全廃されているが*1、自動改札の導入されていない地方ではまだまだ現役である。 土佐くろしお鉄道では、硬券入場券がそのまま残っているどころか、デザイン硬券としてその魅力を積極的に生かしているようだ。…

入場券 筒石駅

先日マルス発行の乗車券を紹介したが、POS端末が置かれている駅ではPOS端末で発券される。 JR西日本の入場券では、乗車券同様POS端末ということを示す西というマークが入る。また駅名がマルス券のものよりふた回りくらい大きく、収集する上ではわかりやすく…

近鉄週末フリーパス

JR以外の私鉄各社も、自社線全線乗り放題のフリーきっぷを出していることが多い。近鉄も週末限定のフリーきっぷを出している。 近鉄は日本の私鉄で一番大きい、広大な路線網を持つので、全線フリーの乗車券も有効期間が3日間となっている。それでもたった410…

乗車券 京都→黄檗 (大)京大CSC発行

前回の阪大に引き続き、今度は京都大学生協で発行したきっぷを紹介しよう。 京都大学は吉田、桂、宇治にキャンパスを持っているが、ほとんどの学生は吉田キャンパスで授業を受け、桂は工学部と工学研究科の施設が、宇治は大規模な研究施設が設置されている。…

乗車券 茨木→京都 (大)阪大SV店F発行

ほとんどの大学には、学生や教員が構成する大学生協があり、大学の構成員の出資を元に学内の食堂や購買部を運営している。ある程度大きな大学になると旅行センターも持っており、そこにマルスの旅端があることも多い。 大阪大学は豊中、吹田、箕面にキャンパ…