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普通二輪免許 (3)第二段階、卒業検定

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第二段階では法規走行を交えながら習ったことを固めていくということが続いた。また第二段階ではシミュレータ教習が3回あり、個人的な都合もあって実車教習の間を空けないようにするのが大変だった。

シミュレータといっても加減速の感覚は全くないし、前輪ブレーキを派手に握ってもこけることはないし、実車の感覚を覚えるには到底足りない感じだった。教官も十分承知で、「シミュは落ち着いて話をするところ」といったことを言っていた。

実車で難しかったのは急制動とクランクだ。急制動は最初のうちはビビッて速度が出せなかった。クランクは第一段階の項目だが、コースが坂になっていたり、クラッチを使う使わないで教官によっていうことがまちまちだったりでなかなか定着させるのが難しかった。

日程も終盤でGWで休所になったりで大変だった。最後は項目こそこなせたものの休所日が続いて間が空いたせいでコースを1つ度忘れして「最後でこれはやばいよ」と言われて焦った。とはいえ何とか思い出せて見きわめも良好をもらうことができた。

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卒業検定では一つ不安なことがあった。ときどき止まるときに右足をついてしまう癖だ。バイクは右足に後輪ブレーキがあるので、右足をつくと前後のブレーキのバランスが崩れ、立ちごけしてしまうことがあるので危ない。そのため検定ではとりわけ厳しく評価されると説明されてびびっていた。

自分の番が回ってきた。苦手なクランクが最後のコースだった。なんとか途中で止められることなく進み、クランクも接触したり足をつくことなく通過できた。

そのまま一本橋スラローム急制動と続いた。全部本番はタイマーが隠されているので、どうやって時間を計ろうかと待っている間に考えていた。東京のJRで使われているJR-SHシリーズが大体一周7秒だと気づいたので、本番の一本橋も頭の中で流しながら通過した。スラローム急制動もなんとかこなすことができ、合格できた。

車の時もMT車に乗ることがないんだろうなと思ったが、今回は400ccのバイクに乗るのも当分ないんだろうなと少し寂しく思った。大きいバイクは税金が高いし何より400ccの大きいバイクを公道で乗り回す自信がなかったので、この時から125ccにしようと思っていた。とはいえ乗り続けて自信がついてきたら大きいバイクに乗るかもしれないとは思っていた。

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