青ポスの部屋

旅と技術とポエムのブログ

大型二輪免許(1) 入所まで

目次

背景

ここまで記事にしてきた通り、

  1. 普通免許の原付教習で二輪に目覚める
  2. とはいえ必要に迫られて125ccスクーターに乗るため普通二輪の教習に申し込む
  3. CB400スーフォアのでかさにびびりながらもMTバイクに目覚める
  4. 普通二輪で免許取ったけど金もないし怖いのでYBR125に乗る

というバイク遍歴をたどってきた。

バイクに乗るのも元は日常移動が目的で「必要に迫られて」というきっかけで免許を取って乗るようになった。しかしツーリングに行ったり、自分で整備したりするうちに、バイクというものに「移動手段」以上の価値や喜びを見出すようになった。

また、教習車のCB400スーフォアは教習中こそは「怖い」というイメージが先行してしまったが、YBR125という小さいながらも立派なMTのオートバイを9500km(入所当時)まで走らせたことで自信がついて、今の自分が大きいバイクに乗るとどれくらい乗れるのか興味がわいてきた。

さらに来年からは就職して社会人で、もし大きなバイクに乗りたくなっても免許を取りに行きにくいという事情もあった。貯金も少しあったので、学生のうちに大型二輪を取ってしまうことにした。

事前審査

今回は大学生協を通して申し込んだのだが、「先に教習所に行って事前審査を受けてから申込書を持ってこい」と言われたので、事前審査を受けた。内容は普通二輪と同じく引き起こしと傾けを大型二輪で、というものだ。

普通二輪の時同様、自分の体力にはあまり自信がないので事前審査ではじかれないか心配だった。引き起こしは何とかできたが、またがって右側に傾けたときに少し危なかった。とはいえなんとか支えることができて事前審査は合格となった。

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大型二輪免許(2) 第一段階 - 青ポスの部屋

鈍行旅の日数

初めて鈍行旅をしようと思うと、どれくらいの期間でどれくらいの場所を回れるのかイメージがつかないと思う。今回はそんな人のために、個人的なイメージを書こうと思う。

注:かなり主観的な話です。また所要時間なども地域によって違うので、参考までに。

日帰り

始発で出れば、住んでる地方(近畿とか)くらいなら回ることができる。隣県に遊びに行く程度なら半日くらいでも行ける。
1日乗り放題というきっぷなら豊富に出ているので、旅行というよりは遊びに行く感覚でできる。

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2~4日

このレベルだと隣の地方、京阪神からなら北陸や中国地方くらいまでなら足を伸ばせる。ただ宿泊を伴うので少しモチベーションがいる。
平日を極力つぶさないで組める日程なので、長期休暇以外でちょっとした旅行に行きたくなったときはこれくらいだと思う。

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5日

18きっぷを丸々1枚使い切る日数だ。京阪神からなら北海道以外は大体の場所へ行ける。ワープを使えば北海道も行けないこともない。
個人的には一番満足感があってかつ嫌にならない、ちょうどいい日数だと思う。とりあえず18きっぷを使ってみるなら5日くらいで日程を組んでみればいいと思う。

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6日以上

これ以上になると18きっぷ1枚では足りなくなるので、何か他のきっぷを使うことになる。
北海道を回るならこれくらいかかってくる。正直5日を超えるとかなり疲れてきて、帰り道では「早く帰りたい」とばかり思うようになる。僕も最長で7日しかやったことがないしそれ以上はやりたくもない。

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YBR125 納車、運転初日

無事二輪免許を取得したので、バイクを買った。

最初に書いた通り、教習所に入った当初は125ccのスクーター、特にホンダのPCXがいいなあと思っていた。

PCX | Honda

125ccではありながらビッグスクーターと違いないフォルムで人気のある車種だ。しかし価格が高いのと、実車が思ったより大きいのがネックになった。スクーターは腰を当てることができず、大きくなると支えにくいのだ。

スクーターはPCX以外ビビッと来るものがなく、ギアチェンジも楽しいのでMTにすることにした。ここで小型AT限定ではなく限定のない普通二輪で取っていたことが役に立った。*1

ところがMTの125ccは車種が少ない。最初に見たのがホンダのグロムだった。モダンなフォルムでかっこよかったが、また価格がネックになった。国内向けモデルはホンダのグロムとカワサキのZ125があるが、どれも高くて手が出なかった。

国内4メーカーのうち残りのスズキとヤマハは125ccは並行輸入車を出している。並行輸入車は国内では部品が入りにくく買った店以外での修理が難しいことがあるなどの欠点はあるが、価格は安い。

探してみると、スズキのGN125とヤマハのYBR125で迷った。

バイク屋の人に聞くと「フォルムが違うのが一番の違いだ」と言われた。アメリカンにちかいGNではなくスポーツに近いYBRがかっこいいなあと思ったし*2、近所のYSPで新車が手ごろな値段であったので、YBRにすることにした。

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納車当日。本当は日曜日の昼下がりくらいがよかったのだが、都合がつかないとのことで、早めて前日の夕方にしてもらった。最近は日が長いので、なんとか明るいうちに納車できた。

とはいえ説明やら確認をしていると暗くなってしまったので、その日は本当に近所をほんのちょっとだけ走って終わった。

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翌日、さっそく「自転車で行くには遠いがバイクにとっては近場」くらいの場所を回った。初めて中央線のある道路に出るときは緊張したが、なんとか車の流れについて行くことができた。このとき四輪の路上教習でギアの使い方を学んでいたのがとても役に立ったので、四輪もMTで取っておいてよかったと思った。

まずは、ガソリンがリザーブくらいしか残っていなかったので近くのガソリンスタンドで給油した。初めての給油で、しかもバイクで給油するのは見るのも初めてだったので少し緊張したが、GSのおっちゃんが手早く作業してくれた。

その後、バイク用品店まで行った。プロテクタやジャケットを見て、グローブを買った。ジャケットやプロテクタは高かったので、少し考えてみることにした。

店を出てもまだ明るかったので、バイパス沿いに南下して、教習所の近くを通って帰った。四輪の路上教習で通った場所も多かったので、懐かしい気分になった。

 

*1:もちろん小型限定でもAT限定でなければMT車に乗れる。

*2:ちなみにスズキはEN125というスポーツネイキッドの125ccも出しているが、当時の僕は知らなかった。