青ポスの部屋

旅と技術とポエムのブログ

2015-01-01から1年間の記事一覧

ホームライナー静岡

JR東海、東日本エリアでは「ホームライナー」と呼ばれる快速列車を運行している。これは乗車整理券を購入することで乗車できる、ラッシュ時の着席保証を売りにした列車で、青春18きっぷでも乗車できる。同じようなコンセプトの車両としてJR東日本には普通車…

乗車券 宇治→東福寺→京阪出町柳 「JR→京阪の連絡乗車券(2)」

東福寺連絡の京阪連絡乗車券は以前も紹介した。しかし転写券がほしかったので京都駅にながらの指定券を買いに行ったついでにみどりの券売機プラスで購入した。 乗車券 宇治→東福寺→京阪出町柳 「JR→京阪の連絡乗車券」 - 青ポスの部屋だいたい 大体書くこと…

乗車券 六地蔵→黄檗 (交)北大路発行

乗車券、特急券、一部を除くトクトクきっぷまで、JRのきっぷはみどりの窓口以外に大手旅行代理店で購入することができる。旅行代理店にはJRのマルスシステムに接続された専用端末が設置されており、「旅行業端末」略して旅端と呼ばれる。 今回の画像は、北大…

往復乗車券 京橋→近鉄→京橋 「往復連絡乗車券」

乗車券には片道・往復・連続の3種類と、連絡乗車券があるということはすでに記事にした。では、往復乗車券と連絡乗車券は組み合わせることはできるだろうか。 答えは、「場合による」。連絡乗車券には発券可能な区間が定められているとは話したが、往復券や…

企画券 旅名人の九州満喫きっぷ

JR九州は自社管内2種類のフリーきっぷを通年発売しているが、これはそのうちのひとつ、安いほうである。 JR九州に加えて券面に書かれてある九州の私鉄、第3セクター各社が利用できる。使い方は18きっぷに近く、1日の最初に日付印を入れてもらう。有効期間は3…

ムーンライトながら

いまや2本にまで減ってしまったが、夜行快速「ムーンライト」の代表といえば、「ムーンライトながら」であろう。 去年の夏、5人で乗車した。黄檗駅のみどりの窓口で10時打ちしてもらった。窓口が1つしかなかったので申し訳なくなった。 大垣から乗車。車中で…

企画券 北海道フリーパス

JR乗り放題というと「青春18きっぷ」が代表的だが、18きっぷが出ていない期間もJR各社は通年でフリー乗車券を出している。 北海道フリーパスはJR北海道が出しているもので、購入は全国のみどりの窓口でできる。JR北海道の普通列車に加えて急行・特急列車自由…

ムーンライトえちご

北斗星やはまなすに乗ったあと、18きっぷが2回分あまったので、北陸へ行きたいと思った。「ムーンライトえちご」の存在を知り、「近々なくなりそうだな」と思ったので乗ってくることにした。それが僕が最初に乗った最初の夜行快速ムーンライトである。僕の世…

はまなす

急行はまなすはこれまで2度利用したことがあるが、最初に乗ったのは先日記事にした北斗星の帰りである。 急行はまなすはなんでこのご時勢に残っているのかが謎なくらい国鉄時代の趣を残す列車で、当時は北斗星も定期運行されていたが、今となっては数々の「…

往復乗車券 黄檗→宇治→黄檗

JRの切符の種別として、片道、往復、連続の3種類がある。実際一番使われるのは片道だと思うが。というわけで、今回はそのひとつの往復乗車券を紹介する。 往復乗車券はまったく同じ経路を往復する場合に使われる券で、ゆき券、かえり券の2枚1組で発券される…

連続乗車券 JR長瀬→北長瀬→京都市内 「120mm、85mmで発券された連続乗車券」

これは先日の中国山地旅行で使った乗車券である。有効期限が切れたので投稿した。 一般に、乗車券には片道、往復のほかに連続乗車券という分類がある。これは片道でも往復でも出すことができない経路、9、Y、αの字のような一部だけ重複があるような経路で発…

乗車券 宇治→東福寺→京阪出町柳 「JR→京阪の連絡乗車券」

当然だが、基本的にJRではJRの切符しか発売しない。しかし、一部の区間では「連絡切符」として他社線の区間にまたがる切符を発売することがある。 連絡切符は無条件に発売できるわけでなく、JR側、私鉄側両方で接続駅ごとに区間が決まっている。これは通称「…

北斗星

僕が今のように鉄道旅行をするようになったのは、昨年からだ。アルバイトを始めて気兼ねなく使えるお金ができて、とりあえず絶滅する前にブルートレインに乗っておこうということで北斗星のB寝台で北海道へ行ったのが最初である。 ブルートレインは実は幼少…

エスカレータの左右

電気の周波数のような技術的なものから、出汁の濃い薄い、「アホ」と「バカ」のような日常的なものまで、日本の東西で異なるものはたくさんある。「ここはooはxxなのか」という発見が旅行の醍醐味のひとつでもある。 旅行に出たとき一番わかりやすいものが、…

201506中国山地旅行その3「遊園地」

2日目は福山から出発した。山陽本線で倉敷まで出た。倉敷駅前には大きいロータリーとカラクリ時計があった。 かつて、倉敷駅前には「倉敷チボリ公園」というテーマパークがあった。僕も小学校の修学旅行で訪れたのだが、少し前に経営不振で閉園し、現在はシ…

201506中国山地旅行その2「夢の超特急」

広島からは一転、新幹線に乗車した。18きっぷでは新幹線はまったく使えないが、普通乗車券なので特急券を買い足せば新幹線も使える。乗車したのは夢の超特急、500系である。 山陽新幹線に乗ったのはおおよそ10年ぶり、500系はもっとさかのぼって幼稚園のとき…

201506中国山地旅行その1「ローカル線」

関西から西へ向かう経路といえば、山陽本線、山陰本線の2大路線があるが、実はもうひとつ経路がある。姫路から姫新線、芸備線で中国山地三大都市である津山、新見、三次を経由して広島へいたる「裏山陽線」ルートである。 かつて、国鉄時代は姫新線と芸備線…

乗車券 宇治→東福寺

あなたはこんな経験をしたことはなかろうか。急いでいるときに限って、SuicaやICOCAを忘れてしまい、切符を買わなければならなくなった。そんな日に限って駅の券売機には列ができている。 しかしよく見ると1つだけ空いている券売機がある。それで切符を買お…

乗車券 (陰)船岡→大阪城北詰

JRには「大都市近郊区間内での選択乗車」という制度がある。これは「東京や大阪など大都市の周りの一定区間では経路によらず乗る駅と降りる駅だけで運賃を決める」という制度で、俗に言う「大回り乗車」の根拠である。 大回り乗車については、賛否両論あるが…

プログラミング言語とラテン語

僕が始めてプログラムを組んだのは、大学に入って半年くらいのころだった。言語はfortranで、演習12回の授業のうち最後の4回がプログラミングに当てられた。 それから3年、半期プログラミングの授業や実験でfortranと付き合い続けているわけだが、身内の情報…

普通乗車券と「一筆書き」

今日は、乗車券の中でも普通の人でも使う機会の多い「普通乗車券」の経路について書いてみようと思う。 普通乗車券で重要なのは「経路」だが、そのとき、ひとつの重要なルールがある。「1枚のきっぷでは経路は『一筆書き』でなければならない」ということで…

微分の連鎖律とラグランジュ表現

前々から流体力学をやるたびに気になることがある。 流体力学とか連続体力学で基礎となる式として、連続の式というものがある。簡単にいうと「勝手に質量(密度としてあらわされる)が増えたり減ったりすることはない」という趣旨の式で、以下で表される。 …

201503九州旅行その5「長門」

山陰本線の無人駅から乗車し、車内で赤春最後の日付印をもらった。 長門市から仙崎支線を無用に往復した。仙崎は「わたしと小鳥とすずと」で有名な金子みすヾの出身地らしい。小学校の教科書にも載る名作を生み出した彼女だが、夫と子供の親権をあらそい最後…

201503九州旅行その4「日本最西端」

長崎空港近くのネットカフェに泊まって、大村線に乗車した。無人駅からの乗車だったので、車掌に日付印をもらった。 大村線は快速列車が「シーサイドライナー」と名前を冠して運行されているくらい、大村湾が間近に見える路線である。早朝の大村湾は幻想的な…

201503九州旅行その3「日本最南端」

指宿枕崎線の始発で鹿児島中央を出た。指宿枕崎線の始発は4時台と早い。鹿児島中央を出るころには真っ暗だったが、指宿で乗り換えるころには日が昇って十分明るくなっていた。 そして2015年3月26日7時20分、17日の中断をはさみつつも、寄り道(鹿児島本線、…

201503九州旅行その2「志布志」

佐伯できっぷに日付印をもらった。この日から3日間は「旅名人の九州満喫きっぷ」を使う。これは18きっぷ同様に使えるものが3回分ついていて、九州エリアしか使えないがその代わり私鉄・第3セクターも乗り放題になるきっぷである。 佐伯から乗車再開するわけ…

201503九州旅行その1「国鉄」

先日の稚内から京都に到着してから17日中断をはさんで再開したという体で出発した。京都駅まで行くのを考えて計画は5:44発の快速に乗る予定が、5:20台の快速に乗れてしまった。 山陽本線沿いに姫路、岡山、岩国と乗り継いでいった。途中で瀬戸、広島で降りて…

20150316大阪近郊区間制覇

もう1日くらい、フリーきっぷで近場を回りたいなと思っていたら、金券ショップに18きっぷ1回分があったので、大阪近郊区間で乗っていないところを乗りつぶすことにした。 新快速で新大阪まで出て、かつてのB快速の名残である湯浅行きの快速に和歌山まで乗っ…

201503紀勢本線

もともと北海道から帰りにそのまま紀勢本線を1周しようと思っていたが、一度形成を立て直してからにした。 始発で行こうと思っていたのに思いっきり寝過ごしてしまい、亀山→和歌山と行く予定が和歌山→亀山と変更になってしまった。 紀州路快速で鳳まで行って…

201503北日本旅行その6「日本の大動脈」

今日はできるだけまっすぐに帰ることにしていたので、仙台から東北本線、東海道本線という、日本の鉄道の大動脈ともいえるルートを通って帰ることにした。 途中黒磯や宇都宮では早くも「上野東京ライン」という表示がされていた。気が早い。 宇都宮から平塚…