どうも、FIREする前にFIREDされそうな青ポスです(ここで爆笑)。FIRE、流行ってますよね。今回はとある記事を読んで思ったことを書きます。
何かと耳にする「FIRE」について思っていることを書きだしたいと思います。
FIREとは
原義は「Financial Independence, Retire Early」の頭文字とされています。直訳すると「経済面で独立して早期に退役する」というような意味です。
今「新しい生き方」として話題になっていますが、FIREの中にもさまざまな種類があります。たとえば
- 十分な量の資産がもたらす運用益だけで生計を立てる原義通りのFIRE
- 運用益にプラスしてサイドビジネスやアルバイトなどの自由度の高い働き方をするサイドFIRE
- 少ない資産の運用益でギリギリまで切り詰めた生活を送るリーンFIRE
などです。
おおよそ共通しているのは「米国株などを中心に一定額の資本を投資して、得られる金融所得で持続的に生活する」ということです。
それってフリーランスじゃね?
そう、それなんです。FIREってほとんどフリーランスや自営業と変わらないんです。
FIREした人にはサラリーマンのような固定給でまるっと生活費を賄うようなことはできません。日々の生活費の収支を自分で全部計算して暮らしていくわけです。当然社会保険や税金の計算も自分でやる必要があります。こういったやりくりができないとFIREはうまくいかないでしょう。「FIREしたら何も考えない楽ちんな生活ができる」なんていうわけはないのです。
一方フリーランスで働いている人も同じことをしているわけです。そこでFIREとフリーランスのちがいは「どれくらい働いているか*1」とか「金融資産があるか*2」くらいしかありません。
つまり「FIREを目指すぞ」というのは「独立してフリーランスになるぞ」というのと似たようなことであり、別にそんなに新しい生き方でもないという話です。
もちろんFIREを目指すことを否定するつもりはありません。自分も資産さえあれば今すぐにでもフルFIREしたいです。
豊かな人生の送り方
個人的には、FIREは自己実現の手段だと考えています。よく投資を勧めるFPが言っていることですが、重要なのは「やりたいことをやるためにお金に働いてもらう」ということです。FIREはその手段であって「FIREして何をしたいか」を考えて目標にした方がよいと思います。
また、FIREできるからという理由だけで仕事をやめてしまうとサラリーマンとしてのキャリアは止まります。サラリーマンを続けるためにサラリーマンを続けるのは少し嫌な感じはしますが、履歴上で空白期間が存在すると必ずその理由が聞かれるわけです。
個人的にはサイドFIREくらいがスイートスポットだと思います。サイドFIREとは自営業や小さな事業を営みながら金融所得で生計を立てる生き方です。それ単体では生活を営むには足りないことでも金融所得のおかげで持続的にできるようになるのは、現代の資本主義から自由を得るよい生き方だと思います。
まとめ
取り止めのないポエムになってしまいました。一応投稿しておきます。
FIREじゃないけどそれに近しい状態になりそうですが、決まったら書きます。